歯と歯の間にものがはさまるのはなぜ?

歯ぐきがやせてきた

一番に思いつく理由かと思います。
歯ぐきがやせてくると、歯の根元にスペースができて、物がはさまりやすくなります。
また歯ぐきがやせることによって、歯が揺れてきます。
揺れて動くことによって、歯と歯の間に物が挟まってしまいます。
通常、健康な状態の歯は0.2mm程度しか動きません。
ですが、歯周病にかかっていると、1mm以上歯が動くこともあります。
歯周病が原因の場合は歯周病治療を行うことで解決します。

詰め物のきつさが緩くなっている

歯と歯は、隣同士が適度な力で、適度な面積接触することで物がつまりにくくなります。
このどちらかが狂ってしまうと、物が挟まりやすくなってしまいます。
それぞれの歯は、どこで接触するかが決まっています。
詰め物や被せ物をする際には、それを意識して装着していきます。
また隣りの歯との隙間も決まっています。
具体的には、50μm(マイクロメートル)のきつさです。
1mmを1000に割り、その50個分です。(1000分の50mm)これが100μm(マイクロメートル)になると、はさまりやすくなってしまいます。
昔した詰めものや被せ物の間に物が挟まりやすい場合は、一度歯医者でチェックしてみてください。
やり直すことで、毎日のストレスから解放されることがあります。

詰め物があっていない

つめものやかぶせものが合ってなくて、段差があり、そこにものが詰まりやすい場合があります。
これもやり直しが最善の治療方法かもしれません。

むし歯がある

むし歯があると、穴があいているため、そこに食べ物が挟まってしまいます。
むし歯は、自然には絶対に治らないので、早期のむし歯治療をおススメします。

抜けたままの歯がある

抜けたままの歯があると、その前後の歯、噛み合わせの歯が傾いたり、伸びたりしてしまいます。
歯と歯は適度な面積ときつさで接触していないといけません。
抜けたままの歯があると、これがくずれてしまうため、食べ物が挟まりやすくなってしまいます。
ブリッジ、義歯など様々な治療法で解決できます。
放置してしまうと、歯の傾きなどが大きくなり、治療回数や費用がよりかかってしまいます。
一度歯医者で相談していただけると安心です。

歯並びの問題

歯並びの問題で歯が重なっているところも、ものがつまってきたり、つまると取れにくかったりします。
理想論は矯正治療で歯並びを整えることですが、難しい場合もあるので、その場合はブラッシング方法の改善が必要でしょう。

歯ブラシや歯間ブラシを誤って使っている

歯と歯の間に食べ物が挟まった状態が長時間続くと歯ぐきの形が変わっていってしまい、さらに食べ物が挟まりやすくなります。
ですので、食後は歯間ブラシやフロスを使用し、歯と歯の間の食べ物をすぐに除去するようにしましょう。
すでに歯茎の形が変わってきてしまっている場合でも、軽度であれば丁寧にケアをすることで改善することがあります。
このとき、歯間ブラシを使用する場合には、必ず適切なサイズのブラシを選び、歯肉を強くこすらないようにしてください。
大きすぎるブラシを使ったり、強い力でこすると、歯ぐきの退縮や、知覚過敏を引き起こす原因となります。
使い方が不安な場合などは、歯科医院で指導してもらうことをおすすめします。

まとめ

歯と歯の間にものがはさまることで、一番大きな影響を受けるのは、歯肉です。
特定の歯の間に物が挟まると、食べるたびに次から次へと同じ場所に物が押し込まれるように詰まっていきます。
挟まった物が機械的に歯肉を押し下げ、歯周病菌が繁殖して炎症を起こさせるダブル効果で、急激に歯周病が進行して、歯と歯の間の歯肉が下がってしまいます。
歯肉が下がると、さらにその部分に物が押し込まれてくるので、楊枝などでもどんどん取れにくくなり悪循環になります。
ひどくなると、楊枝で物を取った後に、水がしみるようになることもあります。
また、歯の間に物が挟まっていると、その部分から虫歯ができます。
歯と歯のすき間から歯の内部に向かってトンネルを掘るように虫歯が進行しやすいため、虫歯ができても発見しにくくなりますので一度歯科医院で診てもらう事をおすすめします。